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  • 花火大会
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  • 海老束

    その1 その2 その3

    床の間の脇、床脇の違い棚をつなぐ束を海老束(えびづか)または雛束(ひなづかまたはひなつば)と言います。この海老束には几帳面が施されている場合が多いのですが、稀に変わったものを見かけることもあります。この1点を見るだけでも興味深いものがあります。

    床の間は、絵画や観賞用の置物などを展示する空間であり、近世には、有力者の館や城の広間、有力者の家臣が、仕える主人を迎え入れるため邸宅の客間に座敷飾りが造られ、その一部として採用されました。主人のいる上段に装飾を施した床の間などの座敷飾りを造り、主人の権威を演出しました。江戸時代には、庄屋などの一部の庶民の住宅において領主や代官など家主よりも身分の高い客を迎え入れるために床の間などの座敷飾りが造られ、明治時代以降になると、都市部の庶民の客間にも床の間が一般化するようになりました。

    現在では掛け軸をかける習慣が衰え、床の間どころか、畳の部屋、すなわち和室のない家も増えてきましたが、床の間の起源に先祖返りするような形で、簡素な飾り棚を置くような例もわずかに見受けられます。

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